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無限遠フォーカス

星にピントを合わせる極意

星へのピント合わせはなぜ難しい?

星は極めて小さな「点」であるため、カメラのオートフォーカス(AF)ではほとんどの場合ピントが合いません。
また、多くのレンズには「無限遠マーク(∞)」がありますが、実はこれに合わせるだけでは微かにピンボケしてしまいます。これは気温の変化でレンズが膨張・収縮してもピントが合うよう、メーカーが「あそび」を持たせているためです。

確実なピント合わせの手順

1. まずレンズのスイッチをMF(マニュアルフォーカス)に切り替えます。
2. 背面液晶でライブビューを表示し、空で一番明るい星(または遠くの街明かり)を中央に捉えます。
3. 画面を最大倍率(5倍や10倍)まで拡大します。
4. フォーカスリングをゆっくりと回し、星が「最も小さく、鋭い点」になる瞬間を探します。星の周りににじみが出たり、ドーナツ状に見えたりするのはピンボケの証拠です。

プロも実践する「ズレ」対策

一度完璧にピントが合ったら、レンズのリングをパーマセルテープ(マスキングテープ)で固定してしまうのがおすすめ。これで、撮影中に誤って触れてしまい、後でPCで見てガッカリ…という悲劇を確実に防げます。

まとめ・実践ポイント
  • 背面の液晶画面で10倍くらいに拡大して、星が一番小さくなる位置を探すのが鉄則です。
  • 一度合わせたらテープで固定すると、一晩中安心して撮影できます。

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著者:関岡 大晃/星景写真家

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