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周辺減光とサジタルコマフレア
星景レンズ選びの2つの壁
星空撮影のレンズは「ごまかし」が効かない
夜空には無数の点(星)が点在しているため、レンズの歪みや性能の限界が如実に写真に現れてしまいます。
周辺減光(Vignetting)
絞りを開放(F1.4など最小値)にして撮影すると、画面の端・四隅が暗くなります。これは光学上の宿命ですが、多くの場合はRAW現像ソフトで補正できます。ただ、あまりに減光が大きいレンズだと、強引に明るくした際に四隅に激しいノイズが出ます。
サジタルコマフレア (Coma Flare)
画面周辺にある星が、綺麗な点ではなく「鳥が羽を広げたような形(または彗星の尾のような形)」ににじんで写ってしまう収差です。
こちらはソフトウェアで後から補正するのが非常に困難です。そのため、星景写真家は「開放から四隅まで星が点に写る(コマフレアが少ない)レンズ」を血眼になって探します。
まとめ・実践ポイント
- レンズ選びでは「サジタルコマフレアが良く抑えられているか」というレビューを確認するのがポイントです。
- 絞りを1段または2段絞る(例:F1.4 → F2.0)ことで、これらの収差は大きく改善します。
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